個別株でガッツリ儲けたい!
- 個別株で投資すれば信託報酬もかからないしリターンが大きいのでは?
- この分野は今後伸びるかもしれない今のうち投資しておこう!
- ここ最近でめっちゃ株価伸びてるし、乗り遅れないように投資しよう
投資の世界って↑のような思想が頭をよぎって困惑してしまうもの・・・。
これから投資を始めたい、投資を始めたばかりの方にとって、個別株投資かインデックス投資にするべきかどちらが良いか悩みますよね。
個別株投資かインデックス投資にするか悩むなぁ~
私も2020年の秋ごろにNASDAQ市場が好調なことから、インデックスファンドを売って個別株の取引に注力した時期もありました。
あまりにもNASDAQ銘柄の値動きが激しくて、個別株を持たずにS&P500のインデックスを持っている事ですら機会損失だって思ってしまうレベルでした。
しかし、投資は欲張らずにインデックス投資で市場平均を買うのが一番良いと思っています。
荒々しい値動きで上手く高騰すれば、ハイリターンを狙える個別株投資。
実はとんでもなく運用が難しくてリスクが高い投資スタイルです。
今回は、個別株投資が難しい投資スタイルである理由やリスクについて解説していきます。
この記事は2,3分で読むことができて個別株投資の難しさやリスクについて知ることができます。
個別株投資はとにかく難しい
個別株投資は自分で投資する企業の株を選択して投資します。
その投資する企業について「本当に投資するべきか」をよく分析する必要があるので難しいんです。
企業の決算をウォッチする必要がある
株は決算期に敏感で、決算内容が良かったり決算期から今後の見通しが良いと判断されれば株価が高騰する可能性があります。
しかしその反面、決算内容が悪いと一気に暴落します。個別株投資をするということは、企業の決算をウオッチして
を判断しないといけないんです。
決算表・・・読めないかも(´;ω;`)
急なニュースからも素早い判断が必要になる
株価が影響を受けるのは決算だけではありません。
企業の関するニュースにも大きく影響するんです。
例えば、大手携帯キャリアの3社が良い例でしょう。
そっか。決算だけじゃなくてニュースも影響するのか
2020年の夏ごろ安部前総理から菅政権に変わったことにより、スマホ料金にメスを入れるというニュースがありましたよね。
このことから大手キャリア3社は売上減を懸念され一時的に大暴落しました。
この時に、株を持っていた投資家は「今後売上が下がるのではないか?」と考えて株を売るか判断させらたことでしょう。
個別株投資をすると、政治的なニュースや国際問題など株価に影響するニュースから素早い判断が大事です。
常にポートフォリオを確認とメンテナンスが必要
個別株投資はリスク分散するためにポートフォリオを組んだ時は下記のアクションが必要です。
が必要になります。
- 暴落してから回復していない銘柄はポートフォリオから外すのか外さないか
- 業績不振の銘柄は他の勢いがある銘柄と入れ替えるか
暴落から回復しなかったら損切りとかも考えないとね
ポートフォリオを組んでも企業によっては株価の値動きが違ので、初めに構成した時からどんどんポートフォリオのバランスがぐちゃぐちゃになってきます。
定期的にポートフォリオをリバンスしないと、リスクが上がりポートフォリオを組んだ意味を成しません。
個別株投資は、常に「損切するのか」「株価の回復を待つのか」など素早く正確な判断が必要なんです。
判断が遅いと怒られちゃうよ・・・
個別株投資だと分散が難しいため暴落した時のリスクがとても高い
個別株投資はインデックス投資と違って分散しようと思っても管理できる範囲に限界があります。
例えば、アメリカのS&P500に投資するなら500社に投資することになります。
これを個別株で全部保有するのは管理が現実的に不可能ですよね。
こういった管理できる範囲に限界があることから個別株投資をするとインデックス投資に比べて文才できないことでだいぶリスクが高まります。
どんな企業でも急な暴落がありえる
どんな企業でも急な暴落がありえます。
リーマンショックやコロナショックといった経済的な危機が原因で暴落することもあれば、
シンプルに経営不振や政治的な理由で暴落することもあるんです。
これは、アメリカの古くからある有名な企業のIBM(アイ・ビー・エム)の株価のチャートです。
かつてIBMはアメリカで一番時価総額が大きい企業でした。
しかし5年間では株価は上がっていません。
さらに、今回のコロナショックからの回復が他のハイテク株に比べて遅いです。
少ない種類でポートフォリオを組んでしまうと、こういった企業が発生したときにパフォーマンスの足を引っ張り資産に影響を与えます。
今後に株価が回復すると期待して保有しつづけるか、手放して他の銘柄に切り替えるか悩みますね・・・
インデックス投資なら管理は運用会社に任せればよい
個別株投資をしていると、ポートフォリオの構成銘柄を売るべきかホールドし続けるかを常に考えて管理し続けなければなりません。
人間には損失回避の法則といって、得をすることよりも損失を回避したくなるという法則があります。
株売ったタイミングに対して必ず「待ってから売れば良かった」
「早く売ればよかった」と頭の中でしこりが絶対に残ります。
株を売った次の日に高騰したらめっちゃ後悔するよね・・・
インデックス投資なら個別株投資と違って、企業の決算を毎回ウオッチしなくてもポートフォリオの確認を随時する必要はありません。
株価指数というのはその時の状況から合理的に企業を選別して構成を決めます。
インデックスファンドもそういった指数と同じ値動きを目指すので、不調の企業があれば勝手に運用会社がポートフォリオのリバランスを行ってくれます。
アクティブファンドを手掛けるプロですらインデックスファンドに負けている
インデックスファンドというのは、管理の手間が少なかったり、パフォーマンスが安定しやすいだけではありません。
インデックスファンドのパフォーマンス自体が高い成績であって、プロの投資家もインデックスファンドに勝ててないというデータがあります。
プロの投資家は、アクティブファンドという独自のポートフォリオを組んだファンドを提供しています。
アメリカのS&P500インデックスにおいては9割のアクティブファンドが、S&P500インデックスファンドに負けているという過去のデータがあります。
ようするにプロですらインデックス投資に勝てていないということです。
インデックス投資強すぎる
↓インデックスファンドとアクティブファンドについてまとめた記事はこちら↓
プロの投資家ですらインデックスファンドよりパフォーマンスが下回っている
欲張らずインデックス投資で市場平均を買いましょう!
これから投資を始めたいという方は、管理の手間が少ないインデックス投資から始めてみるのがオススメです。
インデックスファンドなら管理の手間が無く、個別株投資に比べると安定したパフォーマンスで資産を増やすことができます。
「より確実に資産を増やしたい」という目的であれば、インデックス投資の方が有利であることは間違いありません。
ですが、個別株にはインデックス投資では実現できないパフォーマンスも叩き出すことがあります。
このグラフを見るとわかる通り、世界最強の指数と言われるS&P500に比べて4倍近くのパフォーマンスを叩き出しています。
S&P500ですらしょぼく見える・・・・
こういったリターンはインデックス投資ではなかなか得ることができません。
なので「自分も個別株を持って稼ぎたい!」と欲が出るのもよくわかります。
インデックス投資が機会損失にすら思えてくるわ(笑)
ですが、こういったハイリターンを叩き出した銘柄を数ある企業から掘り当てるなんて難しい話です。
自分が期待した企業の株を持っていても、急な暴落で握り続けられるかと言われると自信は持てませんよね。
なので欲張らずにインデックス投資で安定的なリターンを確実的に狙うことを私はオススメします。
インデックス投資を始めるならつみたてNISAを利用するのがオススメ
インデックス投資を始めるなら、つみたてNISAを利用するのがオススメです。
つみたてNISAは年間40万円までの投資であれば、利益に税金がかからない口座です。
通常は投資に対する利益に20.315%の税金がかかってしまうのですが、
NISA口座であれば利益にかかる税金が無くなるので投資する上では見逃せない制度なんです。
税金って結構大きいね・・・
↓つみたてNISAについてもっと
知りたい方はこちらの記事を参考にしてください↓
今回のまとめ
1. 個別株投資はとにかく難しい
→ 企業の決算をウォッチする必要がある
→ 急なニュースからも素早い判断が必要になる
→ 常にポートフォリオを確認とメンテナンスが必要
2. どんな企業でも急な暴落がありえるため個別株投資は判断の繰り返し
3.インデックス投資なら面倒な管理や判断は減ります。 欲張らずインデックス投資で市場平均を買いましょう!
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