【つみたてNISA】楽天証券からSBI証券へNISA口座を移しました!移管する手順をご紹介!

投資コラム

こんにちは!私は米国株投資でサイドFIREを目指している普通のサラリーマンエンジニアのkoko (@invest_koko) です。

年間40万円を限度に非課税で投資が出来る制度の「つみたてNISA



この「つみたてNISA」を楽天証券で利用されている方は多いと思います。

このNISA制度を利用する上で「金融機関変更」、すなわちNISAを利用する証券会社を変更することが出来ることはご存じでしょうか。

今回、私が楽天証券で利用している「つみたてNISA」の口座をSBI証券に変更しましたので、移管する手順をご紹介いたします。

NISA口座のルールについておさらい

NISA口座のルールについておさらいしましょう。

NISA口座での運用は1人につき1つのみ

NISA口座は1人につき1口座までです。

楽天証券とSBI証券の両方でNISA口座を持つということはできません。

複数のNISA口座を申し込みしようとすると税務署の確認が入るので、2つ目の口座開設がされることはありません。

1度どこかの証券会社でNISA口座を作ったけど別の証券会社でNISAを利用したい」と思った場合、他の証券会社で新たにNISA口座の開設は出来ないため、今利用している証券会社でのNISAを廃止して作りなおす必要があります。

NISA口座を廃止することで自分が利用しているNISA口座が無いと見なされるので、新たにNISA口座が開設できるわけです。

NISA口座の金融機関変更手続きが出来る期間は決まっている

NISA口座はいつでも金融機関変更が出来るわけではありません。

手続きを行う期間が決まっていて、NISAの利用をし始めたい年から前年の10月1日からNISAの利用を始めたい年の9月30日までに変更手続きを終わらせる必要があります。

例を上げると2023年の買付からNISAを変更したいという場合。

前年の2022年の10月1日から2023年の9月30日までに手続きを終わらせる必要があるということになります。

今回、私は2023年からのNISA口座を変更したかったので2022年10月1日から手続きを始めました。

楽天証券からSBI証券へNISA口座を変更する流れ

ここからは楽天証券からSBI証券へNISA口座を変更する流れを解説します。

結論から言うと、下記の4ステップが楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更する流れとなります。

  • 1.楽天証券から金融機関変更届と勘定廃止通知書を届けてもらう
  • 2.SBI証券に非課税口座開設届を届けてもらう
  • 3.SBI証券に「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届」を本人確認書類と共に提出
  • 4.SBI証券および税務署の確認を待ち手続き完了

1.楽天証券から金融機関変更届と勘定廃止通知書を届けてもらう

まずは一番初めにやる事は、楽天証券に勘定廃止通知書を送付してもらう事です。

この手続きが終わらないと何も進められないので最初に行ってください。

勘定廃止通知書を発行するには、「楽天証券のメイン」⇒「マイメニュー」⇒お客様情報一覧の「基本情報・マイナンバー・口座」をクリックします。


下記の画像にある通り、お取引口座欄にある「NISA口座」の詳細ボタンをクリックします。

NISA口座 各種手続きという欄が表示されますので、一番下の「金融機関変更手続き(楽天証券→他社)」から【申し込む】をクリックすると勘定廃止通知書を発行することが出来ます。

Rin
Rin

申し込むを押すだけで楽天証券側が手続きをしてくれるのでこちらは書類が届くのを待つだけ!

※下記の画像は既に金融機関変更済みのため【申し込む】ボタンが表示されていません。

申し込んでから2週間くらいすると下記の勘定廃止通知書が家に届きます。

これで楽天証券でやる事は終わりです。

2.SBI証券に非課税口座開設届を届けてもらう

1の手順で楽天証券に勘定廃止通知書を申請して待っている間にSBI証券の方に、「非課税口座開設届」を申請しておきましょう。

勘定廃止通知書が手元に届いていない状態でも申請は出来るので楽天証券に申請している間にも「非課税口座開設届」を申請しておきましょう。

非課税口座開設届」はSBI証券のメイン画面⇒画面TOPの「NISA・つみたてNISA」をクリックするとNISAのページに遷移しますので、「NISA口座金融機関変更」をクリックしてください。

「つみたてNISAを申し込む」を選択して同意すると、「非課税口座開設届書」の申請は完了です。

1週間もしないうちに下記の書類一式が届きます。

SBI証券への返信用封筒非課税口座開設届出書があることを確認してください。



こちらが非課税口座開設届出書です。

3.SBI証券に「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届」を本人確認書類と共に提出

楽天証券から勘定廃止通知書が届いたらSBI証券に必要書類を揃えて返送しましょう。

SBI証券に送る書類
  • 勘定廃止通知書
  • 非課税口座開設届
  • 本人確認書類

「非課税口座開設届」に名前と住所を記入します。

「非課税口座開設届」の記入が出来たら、楽天証券から送付された「勘定廃止通知書」と一緒に返信用封筒に同封します。

さらに本人確認の書類のコピーも必要です。


既にSBI証券にマイナンバーカードを登録している方は免許証またはマイナンバーの表面のコピーを一緒に同封すればOKです。

4.SBI証券および税務署の確認を待ち手続き完了

3の手順で書類を提出したら後はSBI証券の方で手続きを行っていただくだけです!

金融機関変更が無事に完了すると下記のお知らせがSBI証券に届きます。

これでSBI証券へつみたてNISAを変更する手続きは完了です。

翌年分からSBI証券で買付が出来ますので買付するファンドを決めておきましょう!

SBI証券でのつみたてNISAの買付設定は投資信託のファンド詳細⇒【つみたてNISAで買付】と選択すると下記の画面のようにつみたてNISAの買付設定が行えます。

SBI証券では三井住友カードで投資信託の積立が出来ます。

投資信託の買付金額に対して0.5%~1%のポイント還元されるので、ぜひ三井住友カードで投信積立をすることをお勧めします。

\三井住友カードについては下記の記事で紹介しています/

NISAでの買付が始まる前に買付設定をするとどうなる!?

つみたてNISAの金融機関変更手続きを買付が始まる年の前に終わらせると、SBI証券の方でもつみたてNISAの買付設定が出来ます。

NISAの買付設定を忘れてしまうのが心配で早いうちに買付設定をしても大丈夫なのかと?心配になる方もいると思います。

結論から言うとNISAでの買付が始まる前に買付設定をしても買付が出来ないだけなので問題はありません。

私も実際に心配ですぐに買付設定をしました。そのため10月の段階で買付設定をしてみたのですが、NISA口座での買付は翌年分からしか出来ないので買付エラーとなるだけでした。

それでも設定した積立設定はそのままなので、翌年以降の買付からは問題無く買付になります。

楽天証券の積立設定の解除も忘れずに!

楽天証券の方も最後の買付が終わったら楽天証券の方の積立設定を解除しておきましょう。

つみたてNISAの設定状況から買付設定を解除することが出来ます。

特に楽天キャッシュの積立をしている方は、オートチャージの解除をしておかないと買付もしない楽天キャッシュが残ってしまいます。

残高キープの設定を解除しておきましょう。

私が楽天証券からSBI証券に引っ越しを決めた理由

ここからは少し余談になりますが、私が楽天証券からSBI証券に引っ越しを決めた理由についてお話しようと思います。

結論から言うと楽天サービスの改悪が続いていて、「信用が出来なくなってしまった」からです。

楽天のサービス改悪は2021年6月から適用の公共料金で楽天カードを支払った時の改悪からずるずると続いています。

楽天証券もついに楽天カードの改悪の影響を受けることになり、投資信託を楽天カードで買付してもポイント還元が大幅に減ることになりました。

こういった楽天カードの改悪が続いている状況を見て、楽天系のサービスへの依存度を減らしていて、証券会社もSBI証券に移行することに決定したというわけです。

ただ、SBI証券に引っ越しをしたとはいえこれまでつみたてNISAで買付してきた物に関しては移すことは出来ないので引き続き楽天証券で保有していくことになります。

まとめ

今回のまとめ
  • NISA口座は1人につき1つまで
  • NISAの金融機関変更手続きは買付を始めたい年の9月30日までに行う必要がある
  • NISAの金融機関変更は1年に1回のみ
  • 楽天証券からSBI証券に変更する手続きは下記の通り
    1.楽天証券から金融機関変更届と勘定廃止通知書を届けてもらう
    2.SBI証券に非課税口座開設届を届けてもらう
    3.SBI証券に「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届」を本人確認書類と共に提出
    4.SBI証券および税務署の確認を待ち手続き完了

楽天証券からSBI証券へ金融機関変更について解説させていただきました。

始めは「結構大変な手続きなのかも・・・」と思うかもしれませんが、やる事は書類を申請して提出するだけなので簡単に金融機関変更が出来ます。

楽天証券からSBI証券へ引っ越したいと考えている方にこの記事が参考になれば幸いです。

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コメント

  1. ゆーすけ より:

    初めまして。auカブコムからSBIに積立NISAの移管を考えております。お尋ねなのですが、楽天証券で積立した投資信託は今後どのように扱われるのでしょうか?
    売却、継続保有など色々考え方があるかと思いますが、ご教示いただけますと幸いです。

    • koko より:

      ゆーすけ様

      コメントありがとうございます。

      楽天証券で積立していた投資信託は楽天証券でそのまま保有することになります。
      ※NISA枠の物なので非課税での保有は変わりません

      NISA以外の口座であれば投資信託もSBIなどに移管することが可能のようです。

      ご参考になれば嬉しいです!

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