こんにちは!koko (@invest_koko) です。
米国株のインデックス投資は最近ではトレンドになりつつありますよね。
2021年3月のコロナショックも半年もかからずに回復し、さらに上昇し続けています。
まさに、米国株インデックスは世界最強であることは間違いありません。
最低利回り〇%なんて、いろんなところで言われていますので投資初心者の方でも米国株インデックスなら安心と思って投資を始めた方も多いのではないでしょうか?
私もS&P500インデックスに毎月、つみたてNISAと特定口座で積立投資をし続けています。
今後も米国経済をポジティブに考えているので、投資を続けるつもりです。
そんな世界最強の米国株インデックスもずっと好調なわけではありません
過去のデータを見てみると不調が続いていて、今ほど投資にポジティブになれない期間があったんです。
今回は米国株インデックスには不調の過去があり10年投資していても、もしかしたら儲からないかもしれない?という可能性があることを話そうと思います。
米国株は10年近くの不調の過去がある
これは、よく見かけるS&P500の好調な右肩上がりのチャートです。
2020年3月のコロナショックによる下落は大きかったものの、アメリカ大統領選挙やワクチン開発によって下落どころかさらに右肩上がりに株価が伸びていきました。
米国株は強いというのが一目でわかるチャートですね。
暴落どころかどんどん最高値を更新し続ける米国のインデックス。
実はこのチャート、2008年代のリーマンショック以降から好調続きのチャートなんです。
20011年~2021年はずっと右肩上がりですが、その前の10年は実は不調続きで全然儲からなかったということ、ご存知でしょうか?
もう少し、好調の時期より前のチャートまで伸ばしてみたのが下記の図です!
↓過去20年のチャートにしてみました↓
2001年~10年近くは不調ってのが一目でわかるね・・・
米国株インデックスは2001年~10年近くの期間は今のように、毎年最高値更新!なんて状況では無かったんです。
2001年あたりから大きく下落しているのは、ITバブル崩壊です。
さらにその年には、アメリカ同時多発テロが起きて経済不調に突入していきました。
バブル崩壊に、同時多発テロか・・・
聞いてるだけで地獄みたいだな(>_<)
「ドットコム会社」と言われるITベンチャー企業が出来て、1999年~2000年まで株価が上昇したITブームによるバブルが、大衆が落ち着いたことによって弾けた出来事
それから2年くらいかけて株価が回復してきて、2007年には最高値更新し、良い調子かと思ったところに、今度はリーマンショックです!
右ボディから右アッパー食らった感じですね( ゚Д゚)
ネットで見かける米国株チャートは華やかな部分
米国株を始めたばかりの方は驚くかもしれませんが、私たちがよくネットで見かける米国株のチャートは、2011年以降の華やかな部分なものがほとんどなんです。
↓20年のうち華やかな部分協調した図↓
青い期間だけ見ると、アメリカ最強!!ってなりますわなぁ~
この部分だけのチャートを見れば、「米国株はずっと右肩上がり」というイメージが付き投資していれば安心とも思ってしまいそうですよね。
ですが、華やかな時代より10年前のチャートを見てみると・・・
↓20年のうち不調な部分協調した図↓
2001年からの10年のチャートは、華やかとは言えません。
この10年だけのチャートを切り取ってみたのが以下の図です。
↓2001年からの10年間を切り取った図↓
この10年だと暴落ばかりで全然増えていないね。
投資する気にならないかも・・・
米国株は不調の10年を経て、現在の好調な右肩上がり続きの状態になっています。
米国株インデックスは、長期的に見るとずっと上昇しつづけていますよね。
代表的な指数「S&P500」は世界最強の指数と言われています。
最低利回りが6%という圧倒的なパフォーマンスを出し、この記事を書いている今日もまた最高値を更新しました。
アメリカという国は良い意味でも悪い意味でも資本主義を代表する国ですし、世界経済の中心的なポジションにいます。さらに先進国で唯一の人口増加国でもあります。
それが、S&P500指数が最強たる所以です。
今後もアメリカ経済は成長し続けると私は考えます。
↓S&P500指数について詳細はこちら↓
円高はさらにパフォーマンスを悪くする
米国株を購入する時、最終的には米ドルで買う事になります。売買する時に円貨決済をすることができますが、日本円と米ドルの為替の動きは損益に影響します。
例えば、1ドル120円の時に米国株を購入したとして、それを1ドル100円の時に売却すると為替の差で20%分損失がでてしまいます。
さきほど、米国株は過去10年の不調の期間があったと言いましたが今後先に同じような不調が来てしまうこともあるかもしれません。
その時に、円高だとさらにパフォーマンスを下げることになります。
これは日本に住んでいる以上避けることはできませんね・・・。
円高はパフォーマンスを下げるのね。覚えておこう
何がどうあれ過去20年で4倍近く成長しているので長期投資をする価値は十分にあり
米国株には過去10年の不調な時期はありましたが、何がどうあれ2001年から2021年までの20年で米国株インデックスは4倍近く成長しています。
これが凄いことなんです。同じ時価総額加重平均の指数である日本のTOPIXは30年間で12.4%の成長です。〇倍という成長だけでも半端ないことがわかります。
米国株インデックスは今後も不調な時期があるかもしれませんが、長期的に見れば十分投資する価値はあると私が考えています。
米国株インデックスはずっと右肩上がりではない!不調な時期が来るかもしれないと思っておきましょう
米国株に関する情報はポジティブな内容の物がほとんどなので、あえてネガティブなところにフォーカスをあててみました。
長期投資をするなら、暴落や不調は絶対あり得ます。
いつまたコロナショックやリーマンショックのような暴落が来るかわかりません。
しかし、投資の世界は含み損が出たら負けではありません。
含み損の途中で諦め、最後まで投資し続けなかったら負けるんです。
結果が出る前に売らずに耐えることが大事なんです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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