こんにちは！米国株投資でサイドFIREを目指している普通のサラリーマンエンジニアのkoko（@invest_koko） です。
最近はつみたてNISAの口座開設数が増えて、投資を始めた方が増えてきました。2024年のNISA制度改正もありましたし、これから投資を始めたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、投資先の候補に挙がってくるのが、アメリカのS&P500指数についてです。
全世界に投資するべきか、アメリカに投資するべきか悩んでいる方に向けて、世界最強の指数であるS&P500に投資するメリットについて書いていきます。
S&P500指数の基本情報
S&P500ってどんな指数？？
S&P500というのはアメリカを代表する”株価指数“のことで、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する銘柄から代表的な銘柄500種を指数化しています。
日本では、「えすあんどぴーごひゃく」という呼び方をします。外国では、「エスアンドピー ファイブハンドレット」という言い方をするそうです。
アメリカにはS&P500の他にも、ニューヨークダヴ、ラッセル2000、Nasdaq総合指数など沢山指数があります。
アメリカってこんなに指数があるの?
日本も同じように日経平均株価やTOPIXといった株価指数があるのですが、S&P500は日本でいうTOPIXに近い指数と私は認識しています。
日本のTOPIXとどう似ているの?
S&P500をものすごくわかりやすく言うと、アメリカに上場している企業でエリート企業の500社ということですね。
構成銘柄のトップにはApple、Microsoft、Amazon、alphabet(Google)、Facebookなど生活に欠かせないサービスを提供する企業がずらっと並んでいます。
GAFAMと呼ばれる企業達ですね
2020年には電気自動車を販売するテスラもS&P500に含まれたので世界中が注目する株価指数なんです。
S&P500に投資するメリット
私はS&P500指数にSBI証券の投信積み立てを利用して毎月投資しています。私が考えるS&P500に投資するメリットについて話そうと思います。
S&P500に投資するには、日本では「eMAXIS Slim S&P500」や「SBI・V・S&P500」という国内投資信託で投資するのがオススメです。
他にも、アメリカに上場しているETFの「VOO」や「IVV」などで投資するのがオススメです。
S&P500は世界最強の指数
S&P500ってどれくらいすごい指数なの?
S&P500は世界最強の指数です。というのも過去20年にS&P500に投資していたとすると、最低利回りが6％なんです。これを見るとアメリカという国がかなりの成長率があることがわかります。
リスク度が違うのであまり比較するべきではありませんが、日本の銀行の預金金利が年0.001％なのであきらかに銀行預金よりS&P500に投資していた方が、お金を増やすという点では優れていると思います。
投資の世界では、利回り6％を出すことは難しいと言われています。
ほとんどのプロの投資家も、S&P500にアンダーパフォームしているというデータがあります。
アクティブファンドの9割がS&P500指数の成績に勝てていない
指数を超える運用を目指す、アクティブファンドも9割がS&P500指数の成績に敗北しているという情報があります。
株式投資のプロでも指数に勝てないというデータがある以上、私達個人投資家は平均であるS&P500指数に投資するのが最適だと思いませんか?
私達が個別でいろいろ売買しているよりも、S&P500指数に投資している方が利回りが高くなる確率が高いんですから。
これは歴史が証明しています。
私が好きな言葉で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるのですが、まさに投資の世界でも言えるんじゃないかなと思ってます。
未来は見えないわけですから歴史から学ぶって大事ですよね。S&P500も歴史的に右肩上がりなのですから確実ではないものの、高いリターンをもたらしてくれることは期待できます。
世界最強の指数であるS&P500に投資することで、歴史的にもパフォーマンスが高いアメリカの成長で資産を増やすことができるメリットがあります。
アメリカは先進国で唯一人口増加している国である
投資する先の国を選ぶとなったら人口にも目を向ける必要があると思います。
日本のように少子高齢化が進んでいる国は若い人が全然増えていないので将来的な不安ばかり募ります。
日本のように高齢者が増えて労働人口が少ない状態を”人口オーナス“なんて言ったりします。
経済成長を期待する上で人口っていうのは重要なファクターなんですよ。
日本の少子高齢化ってよく考えれば重要な課題だね
しかし、アメリカという国は先進国の中でも唯一人口が増加している国ですから、今後も国に若い人増え国が成長していくことが期待できるんです。
人口が増えて労働力が多い状態を”人口ボーナス”と言います。アメリカもそうですがインドネシアとかも人口ボーナスで経済成長が期待されています!
アメリカの人口増加している点も、S&P500に投資する大きなメリットです。
人口が増加している国というのは今後の成長も期待させてくれます。
アメリカはインドと中国に次ぐ人口で世界３位ですからねぇ・・・今後先も人口は若い人が引っ張っていけるのは間違いないですね。
アメリカは世界経済の中心的な国である
S&P500に投資するメリットとして、アメリカという国自体が世界経済の中心的な国であるということです。
アメリカは良くも悪くも資本主義を代表するような国ですから、国自体が企業の競争が激しく成長していく環境になっています。
私達が普段使う物はアメリカの物ばかりに年々なってきてはいませんか?
スマホはAppleのiPhoneを使いますし、買い物はAmazonでポチっと!検索がGoogleで調べますよね?
ファストフードはマクドナルドと私だけかもしれませんが身の回りはアメリカの物ばかりです。
ドラマはNetflixだし、パソコンはWindows。アメリカの物ばかりね!
テクノロジーのシェアを独占したアメリカは世界経済にとって中心的なポジションです。
基軸通貨もドル(＄)ですからね。
さらにアメリカは農産物輸出上位ランキングが1位で、石油産出量もサウジアラビアに次ぐ2位です。
IT技術だけではなく、資源や農産までの分野も世界でトップにいます。
投資をする上で絶対悩むのが、アメリカに投資をするべきか?それとも全世界に投資するべきか?という2つの選択肢だと思います。
実は、全世界株式と言っても6割近くはアメリカに投資しているんですよね。
全世界株式のほとんどが、アメリカに投資しているという解説をこちらの↓ブログにまとめていますのでぜひ読んでみてください!
世界経済の中心的なポジションであるアメリカに投資をするということは世界に投資するのと同じだと私は思っています。
そのアメリカの中でも優秀な企業500社に投資できるのが、S&P500に投資する大きなメリットです!
S&P500に投資すると実際はどれくらい儲かるの?
S&P500に投資すると実際はどれくらい儲かるのか？気になりますよね。こちらは2021年の1年間、S&P500に投資をした結果です。
数値的には14％くらい儲かったということになります。詳しくはこちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください！
さいごに
アメリカのS&P500に投資するメリットは世界最強の指数であること、アメリカは先進国で唯一の人口増加国であること、そしてアメリカという国が世界経済の中心であることです。
S&P500に投資することで得られるリターンは過去20年で、最低でも6％と高利回りであることは歴史が証明しています。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるように、自分の経験で投資を考えるより過去から学ぶ方が良いと私個人的には思っています。
この記事が、S&P500に投資するか悩んでいる方に参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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