NISA口座は海外移住した場合にどうなる?楽天証券とSBI証券のNISA口座の扱いをまとめてみました

もし海外移住したら NISA口座はどうなる投資コラム

こんにちは!koko (@invest_koko) です。私は米国株投資でサイドFIREを目指している普通のサラリーマンエンジニアです💻

FIREムーブメントにより、FIREを目指す方も増えていますし海外移住を検討されている方も多いでしょう。さらにNISA口座で投資していても仕事の都合で海外転勤になるケースもあり得ます。


↓FIRE後に海外移住するならどこが良いのかについてはこちら ↓

そこで気になるのが、海外移住したらNISA口座はどうなるのか!?ではないでしょうか?

koko
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20代からつみたてNISAを始めたけど、30代に一度海外移住をしたい。その場合つみたてNISAはどうなるの?

今回は、海外移住したらつみたてNISAはどうなるのか?海外移住後のNISA口座の扱いについてまとめてみました。


この記事は3分でサラッと読むことができて、海外移住後のNISA口座の扱いについて知ることができますのでぜひご覧ください。

↓ つみたてNISAについて記事にまとめています↓

NISA口座は海外移住後にどう扱われるのか?まとめてみました

NISA口座で投資をされている方で、海外移住をした場合はNISA口座の利用に制限がかかります。

今回は、人気のネット証券である楽天証券SBI証券のそれぞれの海外移住後のNISA口座の扱いをまとめてみました。

koko
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ほとんどの投資家はこの2つの証券会社を利用しているということで取り上げさせてもらいました!

↓ SBI証券と楽天証券の比較はこちら↓

SBI証券の場合

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SBI証券だとどうなる・・・?

海外移住した場合はNISA口座から一般口座への払い出しが必要

SBI証券の場合は海外移住した場合、口座を解約するか非移住者登録をする必要があります。

解約をする場合は、NISA口座も無くなりますので扱いも何もありません。

では非移住者登録した場合ですが、SBI証券の場合はNISA口座から一般口座へ払い出しをしなければなりません。


今まで買い付けてきた資産は、NISA口座として管理してもらえないということですね。

海外移住後は売却と出金のみ

SBI証券の場合は、NISA口座は海外移住すると一般口座にすべて払い出しが必要になりますが一般口座での取引については、「売却」と「出金」のみが可能です。


新たに買い付けはできません。

楽天証券の場合

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楽天証券だとどうなる・・・?

海外移住した場合は保有資産は預かってもらえる

海外移住すると、NISA口座にある保有資産は楽天証券の場合は、証券会社に預かってもらう事ができます。


ただし、証券会社に事前に連絡する必要があります。事前に連絡しないとNISA口座として預かってもらう事はできません。


楽天証券の場合は、海外出国後のNISA口座の扱いについて以下のように制約が記されています。

出国前日までに所定の書面を当社が受領している必要がござます。

楽天証券より引用
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いつまで預かってくれるの?

預かってもらえる期間は5年と決まっています。5年以内に帰国しないと自動的に特定口座に払い出しされてしまいます。

2019年5月30日に証券会社に出国の書面を提出した場合は2024年12月末までに帰国しないと一般口座に払い出されます

2019年までは海外移住した場合はNISA口座は解約する必要がありましたが、2019年以降は5年を期限としてNISA口座で管理してもらうことができるようになりました。

海外移住するとNISA口座で新たな買い付けはできない

海外移住した場合、NISA口座は申請すれば証券会社に預かってもらう事はできます。


しかし、新たに買い付けをすることはできません。


あくまで海外移住中は、NISA口座にある資産はあくまで預かってもらえるだけになります。

koko
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じゃあ、売ることはできるのでしょうか?

以下は、楽天証券公式の海外出国中の口座制限になるのですが、これを見る限り「出国中の売買ともに不可」と書いてあります。

海外移住後の対応


文字通り解釈すると、売却もできません。

もちろん一般口座でも取引はできない

出国中は取引自体ができませんので、一般口座であっても売買ができません。


これはSBI証券と変わりませんね。

つみたてNISAは特に注意!投資信託は海外移住中はNISA口座で保有できない

海外移住するとNISA口座にある資産は事前に申告することで預かってもらうことができるのですが、実は投資信託だけ例外があります。


分配金コース「再投資型」を選択している投資信託は海外移住中はNISA口座で預かることができないんです。

koko
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え、投資信託ってみんな「再投資型」で買うよね!?

さきほどの開設通り、海外移住中はNISA口座で新たに買付を行う事はできません。


つまり再投資型の投資信託は再投資時に買い付けされるので、海外移住中はNISA口座で保有することができないというわけです。


さらに、NISA口座で保有している投資信託は分配金コースを変更することはできません。


なので再投資型の投資信託を持っている場合は、一度課税口座に移してから分配コースを「受取型」に変更する必要があります。


NISA口座をつみたてNISAにしている方は、海外移住した場合はNISA口座から課税される口座にしなければなりません。


つみたてNISAで投資信託を買う場合は、9割の方が分配金コースを再投資型にしているはずです。

koko
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海外移住したら投資信託はNISA口座で管理できないのかぁ・・・

楽天証券利用者で海外移住する予定がある場合は事前の連絡を忘れずに!

楽天証券の場合は、海外移住してもNISA口座を期間は決まっているものの事前に申告すれば預かって貰えますからカスタマーサービスセンターへの連絡をお忘れなく。


楽天証券のカスタマーサービスセンターの連絡先はこちらから確認できます。

今回のまとめ

SBI証券の場合は、NISA口座は海外移住した場合は一般口座に払い出しが必要です。


以降は新規買い付けは行えず、売却と出金のみ可能になります。


楽天証券の場合は、NISA口座は事前に申告すれば最大5年間はNISA口座として預かってもらえます。


しかし分配金コースが再投資型の投資信託は預かることができないので、一般口座に払い出しが必要です。


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